A heady tale

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新司法試験受験記録

毎日試験後に受験記録をつけていたので、せっかくなので公開します。
ネタバレなので折りたたみにしました。
赤字は現時点でのつっこみです。

2日目
・民事1問(会社法)
よし、予想通り会社法。分割じゃないのかよ(分割がヤマだった)・・・って、現物出資?まじすか。
預合と見せ金がどっちがどっちかわかねえ。パラレルに考えられねえ。
そして、払込と発行の効力をどうすればいいのか。そもそも役員と丙を同視していいのか?
うーむ。
時間つかっちゃって、取役の責任はぐだぐだ。
423と429しか書いてないけど。いいのか?わからん。
最後のBの責任とか1行。ひさしぶりに答案書いたせいで、時間感覚を忘れていた。ちょうど4枚。
「一応の水準」~「不良」。やっちまったな。

・民事大大問
え、配点なにこれ。どこで10?民法と民訴ガチ融合キター。
時間配分どうすんだよ。2時間ずつのつもりだったのに。まあ、こういう不測の事態に対応するのも弁護士に必要なスキルだ!構成1時間、書き3時間でいこう。
1問目民法。代理の要件事実。主張2が意味分からん。1500万超える部分の債務不存在で、1500万まで代理権授与したとかいったら、認諾?いや…うーん、わからん。とりあえず、25分になっちゃった(ヤバイ!)のでスルー。
2問目民法。これは…法定地上権?抵当権は担保価値把握だと。法定地上権がどっちにつくかで損害あるとかどうとか書けばいいのかな。つーか、(1)の方は法定地上権関係ないね…建物が壊されると担保価値が下がるとかどうとか書くか。こんなんでいいのか?(2)は、途中まで法定地上権成立で書く。…条文みたら、抵当権実行と書いてある。実行とか、してねーし。つか、上物壊したらむしろ法定地上権成立しないじゃん。逆じゃん。(5行くらい削除)。
地上権つく予定だったのに、逆につかなくなっちゃったから、担保価値めちゃ増加するけど、それを前提として、建物建てたらやはり担保価値下がるだろうと。で、損害あり。これ絶対…あさってなこと書いてる気がする。が、しょうがない。思いつかない。(ここは背信的悪意者の問題らしい。全くあさってなことを書いた。0点)
3問目民訴。任意的訴訟担当の可否。(氏名冒用で構成している人が多いようだが、Eの承諾があるので、訴訟代理権の瑕疵の問題と考えた)唯一といっていい、書けそうな論点。しかして、規範とかはよくわからないので、事実から逆算して捻出。三百代言と言ってみた(笑)EGの関係性とか、よくある訴訟経済とか手続保障の話をして、OKと。
4問目民訴。これは…全然わからない。どうしよう。自分らが勝てる法律構成なんだよね?ということは、こっちの構成では、負けちゃう、とか、そういう短所はないんだよね?構成①の短所と、②の長所が、まっっったく思いつかない。方向性もわからない。というかこの問題の方向性がわからない。何を論じて欲しいんだ。進めないので、とりあえず変なことを書く。
つか、(2)を忘れてた!模試と一緒やん…気付いてよかった。よかったが、抹消登記と被担保債権弁済の引換給付判決の可否??なんだそれ。これもまた糸口もつかめない。「この問題は、わからない」とまじで書こうかと思った。「難しい問題は、基本からつみあげる」「試験委員は、逃げずに向き合う答案を評価する」などの先人の言葉が頭をよぎりまくる。そんなこといっても、問題点がわからないと解決のしようがない。引換給付判決の趣旨みたいなことをムニャムニャかく。全部棄却と比較しろってのはわからないので無視。時間も無いし。設問5を書きたいし。(設問4は、0点だろう)
5問目民法。とりあえず、書けないことはない。ないが、遺言の処理がよくわからん。Cへは相続、Eへは遺贈とかにしよう。で、2対1のまま。絶対間違ってるでしょ、というか、問題点に気付いてないでしょ、これ。でものこり1分。しかたなし!全部でまさかの7枚。
「不良」間違いなし。
終わった…

3日目
・選択(租税)
え、問題文みじかっ。問題をチラ見すると、あー、弁護士夫婦事件とかね。まあ、みんな予想通りでしょ。
第2問をチラ見すると…えーーーー!!!!「青色申告制度について書け」って!(笑)1行問題じゃん。新司法試験とは思えない。さらに推計課税かよ。これ予想して対策した人はまじで一人もいないだろうな。これもまた一行問題。そんなみんなに申し訳ないが、俺、超有利じゃん。対策はもちろんしてないが、制度は知ってるし。制度について書け、ってだけなら書けますよ、そりゃ。
第1問から、さくさくと。青色専従者、非課税の学資金、弁護士夫婦事件。最後の法人税の処理だけちょっと自信なし。返還請求するかどうかで場合分けしたけど、あさってかも。
第2問は、問題なく。さくさくと。
第1、第2問ともに、4枚ぴったり。
つーか、これ、会心の出来じゃね?論点的にも落としてなさそうだし、時間があるから完全三段論法になってるし。択一足きりされてもこの答案だけ採点して欲しい。10番入っててもおかしくない。「優秀」きたでしょ。

・刑訴
論じる捜査決めうちシステムかよ。採点面倒なんすね…中身は、お、ゴミ拾いだ。ゴミは捨てたら回収されるだけだからなんとかっていう判例あったなー…でもあんまり覚えてない。強制かどうかは論じなくていいだろ。領置で、許されるかどうか。必要性~で。捜査②はゴミだけど場所が違うので、相当性の判断が変わると。事実を使おうとしすぎてあてはめがちょっと乱雑。よくないなー。捜査③は…うーん。なんでしょう。どうすればいいんでしょう。押収してからだから、「必要な処分」だろうと。なんか…もっと問題あるはずなんだよなー。消しちゃうとどんな問題があるんだろう。ひっかかってこない。しかたなく、「必要な処分」をあてはめただけ。新たな法益侵害ないのでよし、と。問題点に気付いてない感じプンプン。
証拠は…再伝聞?捜査の部分がめんどくせー。一方の同意を得た会話の秘密録音。捜査法の期末テストまんまじゃん。まあ、「捜査法演習」の教科書にもまんま同じのが載ってるしね。強制処分か→任意処分かで、OKに。捜査報告書は検証調書にしたけど良いのか…甲の部分は再伝聞、乙の部分は再伝聞クリアできずとか書いたけどいいのか…6枚ちょい。
証拠は全く自信なし。やばし。つーか、20分オーバー!それのがやばい!
証拠法でとんでもないない勘違いしてなければ、「良好」~「一応の水準」だろう。

・刑法
ちらっと見、「医者」とか。まさかシャクティ!?やっぱ保護責任者ちゃんんとやっときゃよかったー…って、違うじゃん。
つーか、何この問題。え?え?共犯とか、ないよね?不作為と…業過?事実認定以外にやることある??気付いてないだけ??わからん…構成要件からローラーで考えて行くが、やはり不作為と業過の過失認定しか思いつかない。「お前等、事実認定できんのか」という問題だと腹をくくる。
つかさ、いつも「甲」は悪い奴なのに、なんか、おばーちゃん…アンニュイな気持ちになるよ。試験中なのに。殺人罪の認定してて、「ほんとに殺人罪で処罰していいのか…」とか頭よぎりまくる。しかし、認めないってのもアドホックすぎて、ちょっと気持ち悪い。しかたなく、不作為の殺人罪でつっぱしる。これでもかと事実を拾う。
そして、別に書かなくて良いのに、というか時間も無いのに、「酌量減軽すべき」と附記する(笑)2点足りなくて落ちても後悔しない!おばーちゃん!
乙、丙は、過失の認定。過失を前日に理解したのかしてないのかわからない規範をそのまま書いてしまって、あてはめで混乱するハメに。乙の前半はなんとか規範に当てはめたが、丙は時間なく、わけわからず書き殴る。印象悪…
まー、でもしのいだか。どうなのか。沈むって程じゃないと信じたい。(乙丙について因果関係の検討を忘れるという致命的ミスをしているため、おそらく沈むだろう)4枚ちょい。
「一応の水準」~「不良」。

4日目
・行政
住民訴訟って!住民訴訟って!衝撃過ぎですよ…
しかしまあ、予想だにしなかったところだけあって、条文全部書いてあるし、誘導は予備校模試なみに親切。ひたすら誘導に乗り続けただけ。住民訴訟関係の趣旨とか全然知らないから、完全ねつ造。
書きまくって、趣旨ねつ造があさってじゃなければいい答案だと思う。しかし、時間は2時間20分かけてしまった。6枚強。「優秀」~「良好」はあるはず。

・憲法
あーーーー、25条ね。でるかも、でたらいやだ、と思って、意識的に勉強していたものの、結局どう書けばいいのかよくわからないなーと思っていたところ。そういうのが、でますね。14条についてもしかり。
運用違憲だと思うが、法令よりなのか適用よりなのかわからず、客観法と主観法がぐちゃぐちゃに。これはだめだ。というか、そもそも25条から運用違憲を導いていくやりかたが正直全然分からず、答案は憲法論になっていない気がする。
選挙権については、国賠で構成。法令違憲で要件を飛ばして。
対立点が上手くつかめず、私見もぐだぐだ。
クソ答案書いてしまった。枚数も4枚弱。まあ、「不良」だろう。憲法で沈むのは誤算。お前ら三段階審査風にちょいちょい書けば良いとおもってんだろ、そんなやつには三段階審査がつかえねー権利出してやるぜ、ということか。



【総括】
寝られない、とか、震える、とか、食欲がない、とか、吐き気がする、とかは、全然なかった。
少し早く眼が覚めてしまったりした程度。3日目は書き疲れて腕が痛かったが、ほかはそうでもない。
精神的には、なんといっても2日目午後である。民事大大問。ほんとうに、途中で試験をやめたくなった。
2日目は午前午後ともクソ答案を書いてしまったために、リカバーの大変さを思って気が重くなった。
とはいえ、中日は普通に勉強し。
3日目は租税でホームラン答案書けたので、首の皮つながったと思い、刑事を頑張ることができた。
4日目は、公法はどちらかというと得意なので、リラックスして。
新司法試験が「体力勝負」となるかどうかは、その人のメンタリティ次第ですな。僕にとって
体力勝負だ、という面はなかった。
ただ、ひとつひとつの試験にかけるエネルギーが大きいので、頭は本当に疲れた。試験時間は
4時間でもあっという間に過ぎるが、テンションを持続させないといけないという点で、
5日間は長かった。
途中答案はないけど、実質的途中答案はいくつかある。まあ、そういうのも含めて、実力を
出し切ってきた感じはあり、悔いはない。
最後まで苦しんだ択一がどうなっているかは分からないが、大本営発表があるまで採点はしない
予定。

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コメント


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お疲れ様でした!
力を出し切ったとのことで、なによりです。
そういえば、「事例で学ぶ刑法」の連載最終回で、過失の出題可能性があるといわれていましたね。
まさかホントに出すとは…

兵卒 | URL | 2010年05月21日(Fri)02:48 [EDIT]


ようやく過失が出せるようになった、って書いてありますね~。刑法と憲法は完全に裏をかかれた感があります。勉強不足なだけか。
まあ、終わったことは仕方ないので、前向きに。しばしのんびり過ごします。

hacoma | URL | 2010年05月21日(Fri)18:31 [EDIT]


ゆっくり休んでください。
一ヶ月くらいは何もしないでいいですよ(笑)

兵卒 | URL | 2010年05月23日(Sun)00:01 [EDIT]


兵卒さんが、何もしなくていいと言ってらっしゃるので、僕も安心して遊べます(笑

よんとお | URL | 2010年05月31日(Mon)02:05 [EDIT]


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