A heady tale

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5/23~5/29

試験後2週間。
相変わらずの生活を送っている。

・土曜に朝まで飲んで、ようやく「意識の洗濯」が一段落ついた感じがする。
あのリビングでウィスキーやコーヒーを飲みながら会話することは、自分にとって
極めて特別なことになっている。
あるべき場所に帰ってくることができる。

・映画「ディア・ハンター」
非常にちゃんとした反戦映画。
戦争が、ある個人から何を奪うか、という話。
大義に対抗できるのは、「わたし」あるいは「あなた」が「痛い」ということしかないと
いう最近の問題意識に合ってて、とても面白かった。

・蟻川連載
ちょっとだけだが蟻川連載を再読している。
以前、蟻川連載はオーバースペックだと書いた気がするが、再読すると、
ぜんぜんオーバースペックじゃない気がしてきた。
蟻川連載で書かれているように、憲法の基本書は、実際の事例を解決する上で、半分しか
役に立たない。
のこり半分は、法令を読み、事実を読み、対抗を読むことによってなされる。
司法試験の問題は、明白に後者を求めている。今までの憲法論があまりに
前者に重きを置きすぎていたことへの反省があるからだ。
そして、後者の部分について、一定の思考方法を示したものは、知ってる限り
蟻川連載しかない。
というわけで、受験生必読の論文なのだろうと思う。

問題は、やり方が分かっても、演習できないということ。
自分で考えた法令等を「読む」作業が、それでいいのか検証できるような
問題集がない。
宍戸先生や駒村先生あたりがそういう問題集作ってくれればいいのになー。。

・ブログを長いこと書いていると、ほんとに思わぬ読者があちこちにいるものですね。
ありがたいことです。

・自分の考えるコンセプトに自分の能力がついてこないことがもどかしい。
しかし、歩留りが悪くても、時間を使えば達成のために必要なエネルギー量に到達するはずだ。
だからもっとしつこく。無駄なことに時間を使っても何かが達成できるほど、「甘くはない」
というよりは、「能力がない」のだ。

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5/16~5/22

試験後1週間。
漫画を読むか、酒を飲むか、漫画を読みつつ酒を飲むかという生活を送っている。
予定通り。

もっとも、去年と違って「抜けた」感じが乏しい。
もう1回やることになったら、この4ヵ月を遊び倒した場合のリカバリーの大変さを
知ってしまっているからだ。やれやれ。

正直択一の勉強なんて死ぬほどやりたくない。しかし、勉強仲間など見渡してみると、
自分は司法試験受験レベルにおいては相対的に記憶能力が低いと考えざるを得ない。
そうすると、時間を味方とするしか方法がないから、早めにやるしかないのだ。
まあ、死ぬほどやりたくないから記憶できないという面はあるのだが、
択一の勉強を楽しくやるなんてことは不可能なので、
死ぬほどやりたくない前提で戦略を立てるしかない。やれやれ。


***********************
このブログを今後どういうスタンスで書いていこうか迷っている。
去年は4か月間遊びまくった記録を残していったが、アクセス数的に非常に不評だった
のでww、受験生ブログというところからあまり離れないように書いていこうかと思う。

まあ、今年は6月からは当面Ave.1日4時間は勉強しようと思っているので、
それほど離れることはないだろう。

もっとも、読んだ本や観た映画の記録は自分のための記録として残す。
そんな感じにしようか。

今日、思わぬリアル知り合いがこのブログを読んでくれていることを知り、
しかもものすごくリップサービスで盛ったうえでw誉めて下さったので、
調子に乗って書いていこうと思う。

このブログは、合格したときか、受験する権利を失権したときまで続きます。
よろしければ、もうしばらくお付き合い下さい。

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23年司法試験終了

「無事」終了したと言いたいところだが、残念ながら「無事」には
終わらず。

択一の結果に関してものすごく不安を残すという、なんとも情けない
終わり方になってしまった。

論文の方は、去年は試験が終わったときに「たぶんだめだろうな」と
思ったが、今年は、「受かっても落ちてもおかしくない」という感想
だったので、試験として正しく終われた。刑法では人生初の8枚目に
突入したし、全体を通して大枠を外したと思うものはなかった。
しかし、シュレッダー行きの不安は否めない。というか、かなり現実的な
もののように感じる。

なんでそんなことになってしまったのかの反省はすでに色々あるが、
ひとえにアホだからだとしか言いようがない。

まあ、大本営発表が出るまであれこれ考えたり不安になっていてもしょうがないので、
とりあえず答案を再現したり、たまった本を読んだり、映画を観たり、
友達と酒を飲んだりして過ごす。

The show must go on.

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5/10

11時間
租税、憲法、行政まとめノート
20年行政

***********************

昨年は、将棋で言う「形作り」をしているような感じだ、と直前期に言った。
やるべきことが全然できていなかったので、多分落ちるだろうと、しかし
それでも、なるべくぎりぎりまで戦って、きれいな形で落ちようと、そういう
意味だった。

今年はどうか。
特に、今年に入ってからは、たくさん勉強した。大好きな酒も、
友達と会うことも、断った。
その結果、司法試験に合格するために必要だと思うことは全てできた。
もうこれ以上、合格するためにやるべきことは、ない。

あとは、答案の上に、マークシートの上に、全て置いてくるだけだ。

最後の1秒まで、戦い抜く。

***********************


という文章を、「5月10日のブログの内容」として今年の元旦に書いた。
さすがに「全て」はできなかったけど、2000番以内に入るのに
十分なだけはできたんじゃないかと思う。
もちろん、何度過去問を考えても、一桁答案に書かれているようなことを
思いつくわけではないという意味では、やれてないことはたくさんたくさんある。

でも、去年を思い出してみると、まず民訴と刑法は実はさっぱり分かってなかった。
応用に全く対応できないというレベルの分かってなさだった。
しかし両方とも今年は、たぶんどんな問題が出ても、それなりに対処できる。

刑訴は伝聞を完全に理解した。ゼミ仲間に教えられるくらい理解が深まった。

公法は理解が深まってるところとそうではないところがモザイク状になっている
ように思うので、ぜんぜん対応できないものが出たときに不安は不安だが、
去年は両方ともぜんぜん対応できないのが出たんだから、今年もそうだとしても仕方ない。
でもその場合でも、去年よりましだということは断言できる。
処分違憲は扱えるようになったし。

租税は、現状維持。クリーンヒットを狙う。

民法は、しらない(笑)

せいぜい5枚しか書けなかった答案が、5枚は絶対に書けるようになり、
しばしば7枚目までいくようになった。

なんてことを考えると、去年より大幅にましだということが分かる。

ちなみに、完全に自分を励ますために書いているので、読んで下さっている人には
申し訳ない気持ちで一杯だが、2回目の受験生の前日の気持ちはこんなんです。

さて、続ける。

今年に入ってから、友人と一度も飲まなかった。
自分にとってはちょっと信じられないくらいストイックな行動だ。

「雪辱編」の勉強時間は1430時間だった。
すごく勉強した人に比べれば少ないと思うけど、年明けてからは平均7時間勉強
している。
2回風邪引いたし、勉強がやりたくないときもあったけど、自分としては
たくさん勉強した。すごい頑張った。
今年は全く形作りなんかじゃない。完全に勝ちに行く勉強をした。
もっとやりたかったもの、やるんじゃなかったもの、色々あるけど、概ね予定を
消化できた。

大事な友人や家族からの応援、こんな零細ブログを読んでくれて、中には毎日の
ように訪れて下さった人もいるということにどれだけ勇気づけられたか。

そんなことを考えると、十分な準備をした、という気持ちで前日を迎えられている
ことだけでもちょっと幸せな気分になる。
ほんとうに、皆さん、ありがとうございました。

ずいぶんたくさん書いてしまった。
去年も前日は、試験に臨む上でのテーマソングとしていた歌の歌詞を載せたので、
今年もそうする。去年はスカした感じだったが、今年はこんなんだ。


水曜日の朝だ 今日も雨だ 太陽の負けだ
傘を探さなきゃ あの花火は 今日もおあずけだ
でもオーライ! ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー 恋してる
ぜんぜんたいした事じゃない ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー

ましてや死ぬようなことじゃない 命取られるわけじゃない
真っ赤なハートは奪えない イッツ オッケイ! イッツ オーライ! オーイェ~イ!
ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー
――斉藤和義「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」

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5/9

10時間
民訴まとめノート
会社まとめノート

良い具合に開き直れてきた。
ここまできたら、いまできることしかできない。
なんども言うが、100%2000番に入ることを目指して来た。
それは十分達成可能になったように思う。

「最後の」司法試験前日を楽しんで、本番を迎えたい。

あと、1日。

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5/8

9時間半
条判民法
要件事実まとめ

民法・・・きらいっ!

あと2日。

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5/7

8時間半
刑訴条判本
刑訴まとめノート
民法条判本

民法終わらず。刑訴は無事全回しできたが、集中力を使い果たした
ようで、もう頭に入らないので寝る。

夕食は久々にyontooとメシ。大変リフレッシュできた。
はやくそっち側へ行きたいねぇ。

友人が受け控えるんじゃないかという話を聞いて(結局撤回したようだが)、
ちょっと複雑な想いに。

そういえば、受け控えるなんてことは文字通り一瞬たりとも考えなかった。
受け控えることが正当化される場面というのは、実質的にはないと考えて
いるからだ(もちろん病気の場合とかは除く)。
唯一思いつく受け控えが正当化される場面というのは、
試験本番3日前に択一の過去問が4割くらいしかできない、
というような極限的な場合だけだ。しかし、願書出しといてそれはひどいので、
そういう場合はそもそも司法試験からの撤退を考えるべきである。

3回目なら受け控えるべきだろうか。
しかし、この試験を2回本気で受かるつもりで勉強したならば、知識は十分で
あり、あと1年追加したところで他の受験生より決定的に有利になる要素を
積み増すのは極めて困難だ。

論文が不安なら受け控えるべきだろうか。
しかし、そもそも、採点基準すらはっきりしないこの試験で、不安が解消されることは
ない。

そうすると、結局のところ、受け控えるべき場面というのはない。

受け控えた場合、どういう状況になったら受けるのだろうか。
絶対受かると思える状況だろうか。

思うに、そんな状況は、ない。

受け控えた後に、そんな状況まで引き上げられるような、「対司法試験対策能力」を
持っている場合には、受け控えを考えるまでもなく、1回目のチャレンジでそういう
状況までたどり着けているはずだ。
受け控えようか迷う時点で、自分にはそのような対策能力はなく、いつまで経っても
綱渡りの勝負を強いられると気付くべきだ。

そして、99%の受験生は、そのような綱渡りの勝負を強いられている。
99.5%くらいの受験生かもしれない。
みんな同じなのだ。たいして変わらない。1900番と2100番の答案を見比べてみれば分かる。

結局のところ、ほとんどの受験生が客観的には「受けてみないとわからない」という
状況にある。
また、実質的にも、試験勉強している期間というのは人生にとって「停滞」なので、
早く抜けるに越したことはない。

それにもかかわらず、受けないという選択をすることは、不合理というほかない。


なんか答案みたいになってんなw
大体4日後に試験受けるやつが偉そうにいうようなことじゃないよね。
知ってんだけど、つい。


よつば

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5/6

10時間半
刑法まとめノート
青本・判六

青本は必要最小限にして必要十分でしかも網羅されているという一見矛盾する
要素を同時に兼ね備えていてほんとに神がかってるなあ。
去年20点しかとれなかった刑法の択一をやったら倍くらいになったので
刑法は大丈夫そうだ。それにしても刑法の部分点激辛すぎだろ。
2択で3点なら一つ当てたら1点ちょうだいよ。。

あと4日。
最後まで全力で勉強しつつ試験へ突入する。

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5/5

9時間
行政まとめノート
条判本行政
民法要件事実

不安と、いや、大丈夫だ、というのを行ったり来たり。
こういう状況の時に楽観的になりきれないのが嫌だ。
飄々としていたいんだけど、なかなかね。

あと5日。


この手よ今は震えないで この足よちゃんとボクを支えて
白いライトあてられて怯えないように
帽子を深くかぶり直し 不敵に笑うスラッガー
――BUMP OF CHICKEN「ノーヒットノーラン」

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5/4

10時間
憲法まとめノート
条判本憲法
18年刑訴
検討

いかんいかん。知識が増えるとどうしても知識に引きつけてしまう。
条文に、問題文に、素直に。
常に、「知ってる問題とは違う」という視点を。

合格発表後から続けてきた勉強会も最終回を迎えた。
なかなか感慨深い。
みんなで受かりたいものですな。

あと6日。

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5/3

10時間
民訴まとめノート
民訴択一
租税まとめノート

とりあえず回せた。この時期になったら、「芦部1時間で読めちゃう」とか
言うが、都市伝説なんじゃないかって気がしてきたよ。
自分のまとめノートすらそんなに早く回せん。
覚えたそばから忘れていく高性能忘却装置付大脳皮質はどうにかならんのかね。
そのおかげで日々楽しく暮らせているからしょうがないのか。

まあまあ。試験終わったらやる楽しいことを夢想しながらもうちょい頑張ろう。
もはや頑張るしかないから頑張るしかないよね。

あと7日。

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5/2

8時間半
会社まとめノート
完択会社

体調とメンタルがどっちもちょっとずつイマイチだったせいで負のスパイラルに
入ってしまった。
民事が続くタイミングで毎週負のスパイラルにはいるところがわかりやすいww

まあやるしかない。
集中して。あと8日。

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5/1

8時間半
条判本民法 物権、債総

各論積み残した。。
もうちょっと絞って、割り切って進もう。捨てる勇気。捨てなかったものを確実に。

マンションの24階にいるのに津波に飲まれる
とか
択一を自己採点したら、採点の中間点で半分くらいしかとれてない

みたいな、良い感じにプレッシャーかかってるねという夢を見るが(笑)、
8合目なので踏ん張ろう。

5月入り。あと9日。


重要なことは、できないことではなく、できることである。
――ピーター・ドラッカー

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4/30

9時間半
刑訴まとめノート
条判本民法 家族・総則
プレ民法

寝る間際に答案書くとアドレナリン出て眠くなくなっちゃうから駄目だね。
初見のプレ民法は、客観的評価では「一応の水準」の真ん中くらい。
48点くらいか。なんで109条がちゃんと処理できないんだろう・・・
あと要件全部挙げたり、要件事実を整理してるような時間は全くない。
たぶん本番でもない。爽やか処理をもうちょっと工夫しよう。
民法は基礎固めで良いと言いつつ、まだ甘い。基本的なところを、
少しちゃんと書くだけでぜんぜん違う気がする。

あと10日(間違ってた)。

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